3歳児一人っ子を子育て中の筆者ですが、先日ついに子乗せ電動自転車をはじめて購入しました。
そもそも私は電動アシストつきの自転車自体が初体験でしたので、一からいろいろと調べ、結局ブリヂストンの『bikkeMOBdd』にしました。
今までは普通の自転車にチャイルドシートだったけど・・
子乗せ電動自転車はとにかく楽だし安定感がすごい・・!
もっと早く買えばよかった~
特に漕ぎだしのスムーズさと自転車ではないような安定感に感動しました・・!
この記事ではビッケモブddの口コミや評判、優れた点&イマイチな点などを紹介していきます!
子乗せ電動アシスト付き自転車について
基本事項
まずは子乗せ自転車の基本的なところをざっくりとお話していきます。
子乗せ電動アシスト付き自転車は、YAMAHA・ブリヂストン・Panasonicの3大メーカーがほとんどシェアを占めています。
どれも有名で信頼ある会社ですので、まずこの3つから選んでおくと保障などアフターフォローもばっちりで安心度が高いですね。
その中でもいくつか車種がありそれぞれ特徴があります。
子乗せ電動自転車を選ぶ際のポイントなどを簡単にまとめてみます。
チャイルドシートの種類
子乗せ電動自転車は前乗せと後ろ乗せがあり、子どもの年齢によって乗せられる場所が変わります。(これは電動でなくても同じですね)
車種によっても多少変わりますが、前乗せは1歳~4歳・後ろ乗せは2歳~6歳が目安です。
”小さいうちは前乗せで大きくなってきたら後ろ乗せ”とざっくりイメージしておけば大きく間違えることはないでしょう。
子どもの成長に合わせてチャイルドシートは付け外しが可能だしオプションでも買えるけど、もともと標準装備されているものの方がお得に購入できるよ!
タイヤサイズの違い
子乗せタイプの自転車は安定感が重視されるためタイヤサイズが小さいものが多いです。
(20インチ~26インチが主流)
小さいタイヤの方が子供が自分で乗り降りしやすいというメリットもあります。(後ろ乗せ時)
2人乗りはまたがった状態で両つま先がしっかりつく高さ、3人乗りは両足裏がぴったりつく高さが理想的です。
サドルの高さ調整をすれば大抵は事足りますがタイヤサイズと適正身長を確認することもポイントのひとつです。
ビッケモブddのタイヤサイズは前が24インチ、後ろが20インチ。
適正身長は・・
2人乗りで142cm~
3人乗りで152cm~
だよ!
子乗せ電動自転車・・金額は何の差?
子乗せ電動自転車は安いもので10万円ほど。
上は16万円くらいのものまで値段はさまざま。
けっこう差を感じますよね。
この金額の差は何?と思って調べてみました。
いちばんはバッテリー容量が値段に大きく反映されていることが分かりました。
バッテリー容量が大きいほど一度の充電で走行距離が長くなり、充電頻度が少なく済むのでバッテリー自体の消耗も軽減できます。
安め価格の電動アシスト自転車のバッテリー容量は6Ahほど。
走行距離は30km前後。
ビッケモブddのバッテリー容量は14.3Ah。
エコモードだと1回の充電で115km程度の走行が可能です。
ビッケモブddのバッテリー容量は14.3Ah・・
アシストモードや坂道の多さなどでも変わりますが・・
1日15分くらいの走行だと月に2回くらいの充電で済みます!
また、バッテリーは使用、経年で劣化していくものです。
中古で購入する場合の一番の懸念ポイントは”バッテリーがどのくらい劣化しているか”ですね。
我が家では中古での購入も検討しましたが、アフターフォローや保証の点、そしてこのバッテリーの劣化が気になったため新品購入しました。
ビッケモブddのいいところ!
ビッケモブddの優れた点、いいところを紹介していきます!
①チェーンではなくベルト!

ビッケシリーズは金属のチェーンではなく『カーボンベルトドライブ』というベルトタイプ。
さびずに外れにくい、注油いらずでメンテナンスが楽です。
カラカラ音もせず、スムーズに漕げてフィット感があります。
はじめて見た時は
『ベルトって・・伸びないの!?切れないの!?』
と一瞬心配しかけましたが・・
”これはタイヤで有名なブリヂストン製だ”と思い出して不安は全くなくなりました。
余談ですが・・
筆者は以前スキューバダイビングの器材小売店で販売の仕事をしていました。
ブリヂストンはダイビング器材も展開しているんですが、その器材のホースがめちゃくちゃ滑らかで扱いやすいうえ、丈夫で劣化しにくくメンテナンスが楽!・・という特徴があったんです。
やや高価ですがその後のメンテ費用はぐっと抑えられるというメリットがありました。
”さすがゴム製品のブリヂストンだな~”
と思ったのであります!
子乗せ電動自転車でベルトタイプを採用しているはブリヂストンだけ。
通常の自転車ではブリヂストン以外にもベルトを採用しているところもあるようですが、品質・耐久性などやはり本家には劣るようです。
②走りながら勝手に充電してくれる!
ビッケモブddは両輪駆動。
ブリヂストンの両輪駆動は『走りながら自動充電』システム搭載がされています。
がんばって漕がなくていい状況の時(下り坂などでペダルが止まった時やブレーキをかけ続けたときなど)熱を利用して勝手に充電してくれるため、より充電の持ちがよくなります。
走行アシストモードも充電モードも切り替えは自動でとってもスムーズだから、気づかないうちにいつの間にか充電してくれている!
③下り坂もアシスト!
大人ひとり、子どもがひとりorふたり、そして自転車本体。
けっこうな重さになりますよね。
ビッケモブddは急こう配の長い下り坂などスピードが出過ぎないようモーターブレーキが自動でアシストしてくれます。
下り坂も安心して乗ることができます。
④またぎやすい!
ビッケモブddはペダルからハンドルへと続くチューブが下方向に広くあいていて、とってもまたぎやすいです。
スカートなどどんな服装でもひっかかりにくいので安心です。
(もたつかないパンツスタイルがいちばん安全ですが)
余談ですが・・
その昔、長期不在にする友人からかっこいいロードバイク的なものを借りましたが、またぐ度にチューブに足がひっかかって持て余した経験があります(笑)
安全面からも子乗せ自転車はまたぎやすさは重要!
⑤安定感!安心感!
今まで電動ではない普通の自転車にチャイルドシートを乗せていた私が子乗せ仕様の自転車に乗ってみたところ・・
安定感がまるで違いますね。
さすがに普通の自転車でもスタンドは幅広タイプの厳ついものには変えていましたが、太めの車輪もハンドルロックも低い車高もどれも子乗せの安全のために作られていることが実感できます。
子どもが重くなってきた今、本当乗り換えてよかった~
ちなみに・・今回初めて電動自転車に乗りましたが操作など何も難しいことはなく、”普通の自転車に乗れる人なら乗れる”ことが分かりました。
乗る人のテクニックに関しては・・
ハードルは低い!
アシストモードを切り替えたりするスイッチ部分もとてもシンプルで簡単です。
⑥コーディネートができる!

ビッケモブddは純正のカスタムパーツがとても豊富です。
柄もカラーも様々なので自分だけのビッケを作ることができます。
”人とかぶるのが嫌”という方はいろいろこだわれるのがいいですね♪
・・私はめんどくさがりなので購入時そのまんまです~(笑)
でももしこれから何台も同じものを見かけるようであればちょっとカスタムしようっと♪
⑦かわいい!
なんやかんや言いましたが、結局最終的に決め手となったのはこれ!
オシャレの感覚というのは人それぞれですが・・
ビッケモブddは色使いが最高にオシャレでかわいい!
この絶妙な色味・・オシャレですよね~
同じくらいの金額で安全に乗れていい機能なのであれば
『見た目が好みのもの・かわいい方がいいよな』
とこちらを選択しました。
ビッケモブ以外をちょっと紹介
”かわいい”という見た目の話が出たところでここでビッケモブ以外のブリヂストンの子乗せ自動自転のデザインイメージを軽く紹介します。
私が買ったビッケモブddはカジュアル路線なイメージ。
スタイリッシュ系ならVERYとのコラボモデル『ハイディーⅡ』、パパにも似合うのは『ビッケグリ』・・
ブリヂストンの子乗せ電動自転車はどれもオシャレですね。
私が高身長でいいオンナ系(笑)だったらハイディーⅡにしてたな・・
↑VERYコラボモデル『HYDEE.Ⅱ』。
タイヤサイズ26インチの子乗せタイプはやや高身長の方向け。
↑こちらはちょっとかっこいいイメージの『ビッケグリ』。
ビッケグリddとビッケモブddの違いはデザインだけで機能は一緒です。
ビッケグリはちょっと”シュッとした”イメージになりますね。
ビッケシリーズは他に『ビッケポーラーe』があります。
こちらは前乗せでカゴなし。
我が家は自転車のカゴは必需品だし後ろ乗せで探していたので最初から候補からはずしていました。
カゴがない分”安定感はビッケポーラーがいちばん!”とのことです!
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ビッケモブのここがイマイチ!
①やや身長が高い人向けではない(場合がある)
ビッケモブddはかご付きで三人乗りも可能なタイプ。
前乗せをつけた際、高身長で脚が長い人はちょっとだけひざがチャイルドシートに当たることがあるそう。
運転者がみんな高身長かつフロントチャイルドシートもつけたい場合は少し注意が必要です。(これはビッケに限らない問題ですが・・)
前乗せもしたい大柄さんはタイヤインチが大きい『ハイディーⅡ』の方が体型に合うでしょう。
②前輪が重い
ビッケモブddは前輪にモーターがついているタイプ。
なので前輪が重いです。
前輪を持ち上げるタイプの駐輪場ではパワーが必要。
頻繁に駐輪レーンを使う方は注意したいポイントです。
③チャイルドシートが小さめ?他社のものが取り付けられない
ビッケシリーズはOGKなど他社のチャイルドシートは取り付けることができません。
本体とチャイルドシートのセット購入がお得なのでチャイルドシートだけ別で用意する人はあまりいないと思いますが、注意したいのはサイズ。
”ビッケの後ろ乗せチャイルドシートが小さめで子どもが窮屈そう”、という意見を見かけました。
平均よりも体が大きい子の場合、他の大きいチャイルドシートには変えられないので注意が必要です。
ちなみに平均ど真ん中体型の我が子の場合は全く気になりません。
おそらく6歳まで気にならずに使えるでしょう。
ということで・・標準体型くらいであれば問題ありませんが、特に体格がいいお子様の場合には気をつけた方がいい点ですね。
ビッケモブddはここさえ気をつければ文句なし!
おすすめできる子乗せ電動自転車です♪
↑ビッケモブ2020のいちばん人気のカラー『モルベージュ』。
わたしは青・ネイビー系が大好きなのでネイビーグレーにしました。
娘ともどもかなりお気に入りです♪
カラーによって値段は多少変わりますね。
迷ったら好きなカラーを買うことをおススメします!
何年も前に3dsを買う際・・
値段で妥協してカラーを選んだことを未だにちょっと後悔している私からの助言です(笑)
