婦人科系疾患

手術後痛みのピークは翌日でした・卵管切除オペ体験談③手術翌日の様子~退院まで

病院のイラスト

下腹部の痛みから婦人科で『卵巣の腫れ』が発覚し開腹手術をしました。
3記事めは手術翌日の様子~退院までです。
↓前回までの記事はこちらです。

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痛みのピーク!
手術翌日の様子


手術前日に入院し、手術無事終えた翌日、入院3日めのお話です。

この日はまず病室移動からスタート。
移動後、手術前後から体につけられていた酸素マスクと心電図の吸盤、酸素をはかる指先クリップが外されその後に離床という流れでした。

ナースステーション近くから移動


この日の朝に病室移動がありました。
入院から手術当日はナースステーションから一番近い病室でしたが、移動先は奥の方の病室。

やっぱり手術直後はナースステーションの近くなんですね。
回復してきて手がかからなくなってきたら遠い病室へ移動、と。
(もちろん病院や込み具合によっても違ってくると思いますが)

ナースステーションから遠めの病室は静かで夜暗くてこの日の夜はぐっすりと眠ることができました。

熱は下がってきてしんどさが軽減


発熱はピークを過ぎて体のだるさは軽くなり気持ちも徐々に元気に。
やっぱり熱があるとしんどいですよね。
麻酔と熱でぼーっとしていた頭がやっと正常に働きだした感じです。

でもやっぱり手術当日の夜はあまり眠れず(発熱のだるさと痛みで眠りが浅い患者さんが多いそう。私の場合は尿カテーテルで苦戦したのがいちばん大きかった・笑)
本調子にはまだほど遠い、といった感じです。

痛みはこの日がピーク!


手術の痛みは当日よりも翌日がピークという人が多いようです。
私もお腹がHotter!(私は痛みを熱さとして感じやすい)
熱い!この日がピークでしたね。
でも私は比較的痛みが少なかったようで、たま~に背中の麻酔のボタンを押すだけで痛み止めは間に合いました。

背中の麻酔ボタン追加+痛み止めの座薬や点滴をする人も多いそうです。

さっそく離床


痛みはピークながらも手術翌日のこの日には自力で歩く練習開始。
離床することで身体の回復が早くなるそう。
フラフラしながらかなりの低速でがんばって歩きました。

安静にしているとあまり痛みを感じなくても立って動くと腹圧がかかるため痛くなることがあるそう。
痛い場合は痛み止めを追加して歩く練習をします。

ちなみに・・術後からずっと横になっていてこの日初めて起き上がった際におりものがどろっと出ました。
ちょっとだけ血が混じった薄ピンクのおりものでしたが、婦人科手術の後はよくあることのようです。

私も場合、出血もおりものが出たのもこの時のみでした。

尿カテーテルが外される


自力で歩くことができれば自分でトイレに行くことができるため、尿カテーテルが外されます。
尿カテーテルを抜く時は痛みなどなく、すーっと抜かれました。

これで体勢を気にしなくてもいいんだ!
苦手だった尿カテーテルがなくなりかなり楽になりました。

おならが出れば食事再開


盲腸の手術の体験談などで聞いたことがありましたが、手術後におならが出れば腸が動いている証拠なので食事が再開できます。
私の場合は手術当日の夜辺りからぷっぷっしてました(笑)
おなかもグルグルよく鳴っていたので、この手術翌日の昼食から食事再開でした。
(おかゆや豆腐からスタート)

尿意と便意に違和感・・&点滴トラブル!
手術2日後の様子

病院の通常食のイラスト

入院4日め。
手術から2日後。昨日よりも回復してきて、そろそろお風呂に入りたくなる頃あいです。
でもまだ背中の麻酔と点滴がついているため、この日はシャワーできません。
熱もまだ37℃ちょっとの微熱が続きます。

ご飯が通常食になり便通再開


おかゆ系のご飯から通常食へ。
病院食の味付けが特に薄く感じず、”我が家は日ごろから薄味なんだな~”と平凡な考えがよぎるくらいに元気になってきました。

ちょっとずつ便も出るように。
ただしお腹に力は入れられないので本当にちょっとずつです。

いきまないと便が出ない場合は整腸薬を処方してもらえます。

尿意と便意がよく分からず・・


腹部に痛み止めが常に効いているためなのか、手術により消化器系・泌尿器系などの内臓が移動したためなのか・・よく分かりませんが尿意と便意が普段と違う感覚でした。
出るのかしたいのかよく分からない感覚・・

特に尿意はトイレに行った直後なのに残尿感があり、数分後にまた行きたくなる、といった感じ。

『これは・・その昔なった”膀胱炎の感覚”にそっくりだ・・!尿カテーテルで上手く出せなくて膀胱に溜めすぎたせい!?』

と焦り、夜だったため夜間の看護師さんに話しました。
とりあえず翌朝医師に診てもらう、ということで終了しましたが・・
尿意で眠れない・・

自分でネット検索、”膀胱炎は水分を多めに摂って悪いものを尿で出すと治りやすい”と見たので水分をしっかり摂ったら・・すぐに解消されました。
なんでだろう・・水を飲んだ直後に解消されたので膀胱炎ではなかったみたいだけど・・

この日はそんなこんなで夜中に何度もトイレに起きてよく眠れませんでした。

※婦人科系のの手術後の排泄の違和感はわりとよくあるようです。
医師の診察が必要な場合もあるので症状をしっかり報告しましょう。

点滴で腕が腫れあがる


この日の夜中、看護師さんが点滴をつけに来てくれたんですが点滴を打っている右腕の前腕がめちゃくちゃ腫れていることに気づきました(看護師さんが気づいてくれて初めて知った)

これまでも点滴を新しくする際、
『点滴の腕、痛くありませんか?』と常に声をかけてもらっていましたが、さほど気にならなかったので『大丈夫です』と答えていました。

(以前腹膜炎で入院した際、抗生剤の点滴がけっこう痛かったんですよね。
なので今回もそのくらい痛いものと覚悟していたけど、その時に比べれば全く痛くなかったため気にしていませんでした。)

パジャマの袖で隠れて見えなかったから今まで誰も気付かなかったけど、袖がまくり上げられないくらい腫れていました。
手首とひじは通常の太さなのにその間がこんもりしていてなんかロボットの腕みたい・・

熱が下がり抗生剤の点滴は前日で終わっていて食事もちゃんと摂れているため、予定より早く点滴終了となりました。
腫れたのはびっくりだけど早めに点滴が外せてよかった・・!

ちなみに点滴の腫れは徐々に吸収されるため心配はいらないとのこと。
退院する辺りでやっと通常の腕の太さに戻りました。

残す管は背中の麻酔のみ


ちょっとだけ早く点滴が終わり残りは背中の麻酔のみ。
でも背中の麻酔がなくなったらお腹がすごく痛み出すのでは・・とちょっと心配もありました。
まるで『背中の麻酔』中毒ですね・・

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全ての管から解放!
手術後3日めの様子

入院患者のイラスト

入院5日め。
体についていた全ての管が外されるのが術後3日め
シャワーを浴びることができ、痛みも軽減、この日から元気になる患者さんが多いようです。

硬膜外麻酔を外す時はどんな感じ?


病室に医師二人が訪れ、背中の麻酔を外してくれました。
まずはカテーテルを止めている背中のテープを外すんですが、これがまあしっっかりとついているので大変そう・・
そしてカテーテルを外します。
ほんのちょっとだけチクっとして終了。
入れる時より全然痛くありませんでした。

これで全部の管が外された・・!
開放感!!

背中の麻酔がなくなって痛みはどうか?


定期的に注入されていた背中の麻酔がなくなることをちょっと不安に思って今したが、痛みは思っていたより強くありませんでした。
(というか後で知りましたが背中の麻酔は外す時点で全て使いきっていました)

痛み止めの飲み薬(ジクロフェナク)を処方されましたが私は飲むことなく済みました。

※私の隣のベッドの方は追加で痛み止めを出してもらっていたので痛みは手術内容によっても違うしかなり個人差があるようです。

くしゃみ・咳・起き上がるとき・笑わさせると痛い


痛みを感じるのは腹筋を使う時。
くしゃみ・咳・横になる時起き上がる時・そして笑わされた時・・!

これが漫画なんかで見たことがある手術後のお見舞いのシーンの
『ちょっと・・笑わせないで・・(笑)』
ってやつか・・と体感しました。

(今回の入院は面会禁止だったので、電話でちょっと家族と話したくらいですが・・)

お腹のテープも外される(外側のみ)


背中の麻酔と同時にお腹の傷の部分のテープもはがしてもらえました。
お腹の傷には二段階でテープがついていて、外側の大きなテープのみはがされました。
このテープがまた、非常にはがしづらいようで(私は肌が弱いため一般の物よりはがしづらいものだったかも・・?背中も同じで)大変そう・・

傷部分に直接ついているテープ(見た目は養生テープみたいなの)ははがさず触らず、シャワーもそのまま入ります。
こちらのテープは『はがれてきた頃がはがし時』だそうです。
退院して一週間くらいではがれてきたのでその時初めて触りました。

この日は入院の日以来のシャワーに入れてすっきりと生き返った感覚でした。

徐々に普段通りの生活に・・
手術後4~5日めの様子


入院6~7日め。
熱も平熱に戻りつつ、まだ俊敏には動けないもののけっこう元気になりました。
入院生活が暇になってくる頃ですね。
皆さんテレビを見たり携帯でネットサーフィンして普段通りに過ごせるようになってくる頃です。

入院7日めに担当医によるエコー検査が行われ、翌日の退院が決定しました。
(退院が決まるのってけっこう急なんですね)

病理検査の結果が出る


入院7日め退院の前日に病理検査の結果が出ました。
私の卵巣の腫れと思われていたものは『卵管水腫』でした

卵管がねじれてそこに分泌物などが溜まって大きくなっていたそう・・
MRIの撮影でも微妙な角度だったようで、卵巣の腫れに見えていたそうです。
卵管水腫の主な症状の”おりものの多さ”もありませんでした。

いろいろ検査をしてもやっぱり開腹してみないと分からないことってたくさんあるんだろうな、と感じました。

卵巣は正常で元気だったのでノータッチ、左右の卵管のみを切除する手術でした。(手術内容は術後当日に医師から伝えてもらってはいました)

そしてここではじめて悪い腫れものではなかったとはっきり判明。
やっと日常に戻れることが分かりひと安心です。

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重い物は持てません・・
退院の日


退院はお会計で支払いを済ませ、10時までに退室できるように家族に迎えに来てもらいました。
入院はひとりでも来られたけど、帰りは荷物が重いのでひとりではちょっと厳しいですね。

初診から入院までがとても長く感じ、入院してから退院までは早かった・・そんなここ2~3カ月の日々でした。

病気をすると健康のありがたさが分かる、と言いますが私の場合かなり順調な手術と入院生活でしたが、それでも重々健康のすばらしさ&日常に戻れるありがたさを感じることがでしました。

お世話になった医療従事者の皆様には頭が上がりません。

さて、次回の記事では退院後の生活の注意点、術後の仕事復帰やかかった金額、私の卵管水腫について・・等お話していきます!

婦人科臓器のイラスト
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