日記・エッセイ

娘のバースデーケーキ作りをしました・溶かしたチョコには牛乳を入れるべからず

誕生日ケーキのイラスト

「ケーキは買うもの」と思っていたけれど・・


先日4歳になる娘のために誕生日ケーキを手作りしました。

筆者は「ケーキは買うものであり作るものではない」という持論を長年持っていまして・・
なぜなら年に数回、イベント時にしか食さないケーキという存在は、

”どうせ食べるならプロが作ったものを食べたい!”

という気持ちが強いため。

こう書くと、自分はケーキが好きなんだか嫌いなんだかよく分からなくなりますが・・

要は甘いものは普段から食べるほど欲しない、でも食べる機会があるならいいものを食べたい。

・・ということで
”私はケーキは普通くらいには好き”
という読者の方にはどうでもいいであろう自己分析の結果がでました(笑)


それから手作りケーキはどうしても見た目が劣ることも気乗りしない理由のひとつでした。

料理の盛り付けやお弁当を詰める作業がとても苦手な筆者にとって、繊細極まるケーキのデコレーションはハードルがとても高い!

なので『今回はどこでケーキを買おうかな』とワクワクしていました・・
が、結局今年は手作りケーキに。

なぜ作ることになったか・・

それは娘の誕生日当日に旦那が休みが取れ、

「娘が日中幼稚園に行っている間にケーキを手作りする!」

と言い出したからです。

しかも相当やる気満々・・

それなら・・と筆者もケーキ作りの助手を務めることになったわけです。


手作りケーキ
(ただしスポンジは買う・笑)


手作りケーキを作ろう!

が、我が家の今回の製菓隊メンバーのお菓子作りレベルを冷静に観察してみると・・

お菓子作りはゼラチンや寒天を使ったゼリー、ミックスを使わないクッキー・マフィン・ホットケーキ、バレンタインではシンプルな生チョコくらいしか作ったことがない私。

そして料理はする方だけどお菓子作りはほとんどしたことがない旦那。

これはちょっと戦力が乏しい様子です・・

ということで今回はケーキを作るうえでいちばんの難関と言ってもいいであろう、スポンジは市販のものを使うことに決めました

失敗した手作りケーキのイラスト



「そんなの手作りケーキって言えない」

と思われた方!
正論であります!

そんな方のためにも今回のケーキは「3割手作りケーキ」とでも呼びましょうかね(笑)

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溶かしたチョコレートに牛乳を入れるとかたまります
(初歩的)


事前に確認した娘のリクエストにより、今回はチョコケーキを作ることになりました。

生クリームを扱ったことはあるけれど、チョコクリームは作ったことがなかった私。

レシピを見ると・・

”砂糖を入れない泡立てた生クリームに溶かしたチョコを入れて混ぜるだけ”

と。

簡単に書いてあっても思わぬ落とし穴があるのが料理というものですよね。

さらにお菓子となるとぐっと繊細さが増すので、経験しないと分からない見えない穴だらけの道を進まねばなりません。

匍匐前進

『トラップに気をつけろ・・!』

旦那は生クリームの泡立て担当、私はチョコの湯煎を担当し任務をすすめていました。

順調に生クリームはもったり、チョコは塊なくとろりと溶けたところで・・

ここで落とし穴がありました。
見えない穴というより私が失念していた落とし穴が・・!

私の見たレシピは生クリームに溶かしたチョコのみを入れるチョコクリームの作り方でしたが、スポンジケーキの箱の裏に書いてあるものは牛乳を入れる、とありました。

旦那が気付き、じゃあ牛乳いれましょ、大さじ1ね、と何の疑問も持たずにとろとろに溶けたチョコに牛乳を入れたところ・・

チョコ固まったー

毎年のバレンタインで生チョコを作っているのにも関わらず、
(生チョコってめちゃくちゃ簡単なのにがんばった感がある出来になるのでいいですよね・笑)

チョコに水分が入ると固まることを忘れていました。

トリュフやら生チョコはこの性質を利用して作るお菓子ですよね・・

ちなみに使ったチョコは明治のよくある板チョコ、牛乳は成分無調整のもので低脂肪ではありません。

固まる、といってもカッチカチではなく、ねっとりもったりした、

「混ぜてるヘラが重いよ~」

という程度のテクスチャーです。

牛乳で固まったチョコはどうしたらいいのか問題


困ったときはとりあえず検索。なんでも検索。

やっぱり私と同じような失敗をしている人が何人かいるようですね。

まずひとつめのサイトでの対処法を試しました。

それは”50℃弱の湯煎でヘラで根気よく混ぜる”という方法。

「ん?湯煎はさっきからずっとしているけど、お湯の温度が高過ぎなのがいけない?」

ポットから出してすぐのお湯を使って湯煎していたので、50℃弱になるくらいに水を追加して調整しヘラで混ぜ混ぜ・・

数分試しましたがいっこうにとろりとはせず。

むしろさっきまでの高めの温度での湯煎の方が滑らかなテクスチャーでしたけど?
と思い別のサイトで確認。

すると・・

「溶かしたチョコに水分を入れると固まります。
再度とろりと溶かしたい場合には根気よく湯煎をつづけましょう。
長ければ数週間でとろりとしたチョコにもどります。」

なんとまあ!
Yahoo知恵袋らしい言葉選びの回答だね!

なんて言っている場合ではない。

これはマズイ。

このままではとろりに戻せない・・

旦那と協議の結果、

ダメもとでねっとりしたままの状態で生クリームと混ぜてしまおう!

ということになりました。

溶かしたチョコに水分を入れ固まってしまった場合、チョコを追加することで戻ることがあるそうです。

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チョコの状態はいまいちでも、意外と生クリームとなじんでくれた


私がチョコを投入、旦那がすかさず混ぜる!

を繰り返したところ・・

思っていたよりはちゃんとチョコクリームになってくれました!


決してお見せできる出来栄えではないんですが、意外とチョコが生クリームと混ざってくれたよってことを伝えるために画像をつけておきます。

手作りチョコレートケーキ

クリームの中にちょっと小さいチョコの塊があるんですが、食べている時も全く気にならない程度でした。

今回のケーキ作りでの改善点はふたつ。

①牛乳を入れる場合はチョコを湯煎する前に投入しておく
②生クリームは固めにする


ってことですね。

生クリームはチョコを入れたら温度が上がったためかゆるくなってしまい、その後ハンドミキサーで混ぜても固くなることはありませんでした。

ゆるい生クリームではデコレーションのしようがないですよね~

手作りケーキは楽しいおいしい!


失敗はあったものの、ケーキ作りは楽しかった。

娘もとっても喜んでくれたので、初めてにしては上出来ってことで。

そして実は・・
めちゃくちゃ美味しかったんです、このケーキ。

見た目は本当にアレなんですが、味は売っていてもおかしくないってくらい美味しかったです(自画自賛)

特にね、、、
スポンジが美味しかった・・!(笑)

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手作りケーキにかかった金額は・・


今回の手作りケーキでかかった費用ですが・・

スポンジ・・500円
生クリーム・・300円
チョコ・・300円
チョコペン・・100円
桜桃缶詰・・250円

クリーム絞り器やキャンドルは100均で。
合計1500円ちょっとですね。

6号サイズのケーキなので、買ったら2~3倍はしますよね。

おいしくて安上がりなら次回からも手作りケーキでいくことにします。


私はスーパーで買いましたが、ネットでも買えるんですね、スポンジ生地。便利。


「ケーキのスポンジはミックスを使うと簡単に膨らむよ、失敗したことないよ~」
と友人が言っておりました。

次回はワンランクレベルアップしてミックスを使ったスポンジで手作りケーキを作ろうっと。

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