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子供は虫歯になりやすい!虫歯菌は熱に弱い?3歳までと5歳前後のケアが最も重要

歯ブラシを持った歯のイラスト

この記事では子供の歯をできるだけ虫歯にさせないためにできることを紹介しています。

子供を虫歯にしないためには日々の歯磨きがもちろん大切。
それに加えて、ママの妊娠中からの口内ケアと子供の歯が生えてから3歳ごろまでの心がけが重要になってきます!

赤ちゃんの口には虫歯菌はいない


産まれたばかりの赤ちゃんの口には虫歯菌はいません。
虫歯菌はどこからやってくるのか・・
もちろんお菓子に入っているわけではありません。

虫歯菌はだれかの口に存在するものが赤ちゃんの口に入ってすみつくことではじめて虫歯ができる口内環境が生まれます

子供を虫歯にしないためには虫歯菌を子供の口に入れないことが大切です。

歯が生えてから3歳頃までが虫歯菌がすみつきやすい!

虫歯菌と泣いている歯のイラスト


虫歯の原因となる菌(主にミュータンス菌)はかたいものに定着しやすい性質があるため、歯がはえはじめる前の赤ちゃんの口に入っても、すみつく可能性は低いです。

また、口の中には虫歯菌以外にも数種類の菌が存在していて、このバランスが悪いまま定着してしまうと虫歯になりやすい口内環境が作られてしまいます。

歯が生えそろう頃~3歳頃までに口の中の菌のバランスが決まる、と言われていますので、この時期に良い口内環境を作ってあげることが大切です。

子供の口内環境をよくする方法①スキンシップ・食事に注意

ママと赤ちゃんのイラスト

虫歯菌が存在しない赤ちゃんの口に虫歯菌が入るタイミング・・
いちばん多いのはスキンシップ中や食事中にパパ・ママからうつることです。
虫歯になったことがある人なら誰でも虫歯菌は口の中に存在します。

食事は取り分け別の食器を使う、箸やスプーンを共有しないよう気をつけましょう。
離乳食の温度を確認するときなどもひと手間かかりますが、別のスプーンや容器を用意したり工夫しましょう。

虫歯菌は熱湯で殺菌できます。
90℃で約7秒くらいが目安です。

料理中の味見や鍋ものなどの時に役立つ情報ですね。


スキンシップ時も口と口が触れないよう注意します。

と言っても赤ちゃんとのスキンシップはとても大切ですし、せずにはいられないと思うので(笑)ほおずりやほっぺにチュは私はたくさんしていました。(今もしています・・笑
今のところ子どもに虫歯はありません)

あまり気にせずスキンシップするためにも・・
妊娠中から自分の口内環境を整えるケアをしておきましょう。
次の項目で説明します。

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子供の口内環境よくする方法②妊娠中の歯科検診とキシリトール


子供に虫歯菌をうつさないためには妊娠中からママの口内環境を整えることが大切です。

先ほど『虫歯になったことがある人であれば虫歯菌は口の中に存在する』と書きましたが、虫歯がある人と虫歯が完治している人では細菌の数は全く違ってきます。
細菌は多いほど子供にうつしてしまうリスクも上がります。

できるだけ妊娠前に虫歯を治しておいて、安定期に入ったら歯科検診に行くことが理想的ですね。

↓安定期の歯科健診にてすすめられた歯科専用のキシリトールガム。
キシリトール以外の甘味料不使用です。
妊娠中から口内環境を整えることができます。


フィンランドの人は虫歯がとても少ないことで知られています。
これは子供のうちからキシリトールを取り入れる習慣ができているからなんですよね。

妊娠中~子育て中も、子供だけでなくパパママの口内環境も良くしておきましょう。

※乳幼児にはガムは与えないでください。
一般的にはガムは5歳頃から安全に食べられると言われています。

子供の口内環境を整える方法③定期的な歯科検診


子どもの歯が生え始めたら歯科にてフッ化物塗布をしてもらいましょう。
予防接種などと一緒に案内通知が届きますのでそれに沿って検診を受けられます。
その後も定期的に歯科検診&フッ化物塗布をしてもらいましょう
私の住む自治体では1歳半が初めての歯の検診で、そこからは歯医者さんのすすめで3か月おきに定期健診を受けています。

我が子が通うその歯医者では子供が喜ぶ工夫をしているところなので、もうすぐ3歳の我が子も歯医者を全く嫌がりません。
(虫歯の治療だったら違うんでしょうけどね・・)

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子供の口内環境を整える方法④歯医者おすすめの歯磨きジェル&プラウトを使う

歯磨きセット


我が子が通う歯医者ですすめている歯磨きジェル。
フッ化物の配合率が一般的なものより高く、虫歯を防いでくれます。
柔らかいジェルで口の広がりやすく効果的です。

↑何種類かフレーバーがありますが、フッ化物の含有量が年齢によって変わります。
~6歳まではバナナ味。
6歳~は3種類のフレーバーから選べます。

歯ブラシのみの空磨きのち、ジェルで仕上げてすすぎは一度だけ軽く行うのが理想的な使い方です。

歯磨き粉はいつから使える?


乳幼児用の歯磨き粉は食品成分でつくられているものも多く、もし飲み込んでしまっても大きな害はありませんが、それでもなるべく使用後は吐き出すようすすめられています。

口に含んだお水などをペッと吐き出せるようになる頃が歯磨き粉の使いはじめの目安です。
歯が生え始めたら少しずつ水を吐き出す練習をしてあげるといいですね。

すみずみまでピンポイントで手が届く!
ワンタフトブラシで仕上げる


こちらも歯科検診の歯医者ですすめられました、『ワンタフトブラシ』。
仕上げ磨きの最後に虫歯になりやすい奥歯や歯並びが気になる部分に軽く当ててくるくる磨くだけ。


仕上げ磨きの際にいちばん奥の歯のかみ合わせ部分が磨けているか心配でしたが、こちらを使うとしっかり磨けている感じがあるので一安心です。

子どもが歯磨きを嫌がる!
子どもの歯磨きの抵抗をなくすために・・


歯が生える前からおっぱいやミルクのあとに指に柔らかいガーゼを巻いて優しく拭いてあげましょう。
こうすることで口の中を清潔に保てるほか、その後の歯磨きに対しての抵抗を少なくするというメリットもあります。
乳歯が生えてきたら徐々に歯ブラシにシフトして慣れさせましょう。
最初は嫌がる時は無理に行わないようにしましょう。

1歳半頃からはじまるイヤイヤ期では子どもの個性によっては歯磨きを嫌がりもうどうやったってどうしようもない時もあります・・(笑)
子どもの歯磨きに対する抵抗にはパパママは非常に苦労しますが、3歳になる頃には落ち着くお子様が多いようです。
イヤイヤ期ピーク時には歯磨き後のごほうびなどで工夫してみると大変な労力がかからなくて済むかもしれませんね。



子供がいちばん虫歯になりやすい年齢は5歳~7歳頃!


子供の口内環境をよくするため、特にがんばるのは歯が生えてから口内バランスが決まる3歳頃まで。
・・なんですが、実は子供がはじめて虫歯になる年齢で圧倒的に多いのが5歳~7歳頃なんです。
これは特に虫歯になりやすい永久歯の奥歯(第1大臼歯)が生えてくるため。

乳歯のイラスト・虫歯になりやすい第一大臼歯


第一大臼歯が生える平均は6歳頃ですが、早いと5歳頃から生えてくるようですので、この時期も注意しておきましょう。

虫歯菌が少ない状態の口腔環境であっても、食べかすなどの磨き残しにより虫歯はできてしまいます。
この頃は子供がひとりで歯磨きもできるようになって親としても油断しがちな年齢なのかもしれません。

子どもの仕上げ磨きはいつまでやる?


子どもの仕上げ磨きは幼児に対して行うイメージがありますが、10歳頃までは行った方がいい、というのが歯科医師の意見です。
歯の構造はせまくて細かいため、歯のくぼみや隙間まで上手に磨けるようになるにはけっこう時間がかかるんですね。

子どもの虫歯は親のせい?


唾液の分泌量や歯の丈夫さなどにより虫歯になりやすい体質というのも実際に存在するようです。
が、やはり子どもの口内環境を悲惨な状態にしないためには生活習慣や食生活、また歯並びも関係してくるためおしゃぶりをやめさせる・・など親の管理が重要になってきます。

特に虫歯になってしまってからの対応に関してはどんな体質であっても早めの処置がモノを言うでしょう。
早めに受診し医師の指示を仰ぐのがいいですね。

歯科医師によると、初期の虫歯は歯医者さんのライトと豊富な経験がないと確認できないそうです。
定期的に信頼できる歯医者さんにみてもらうようにしましょう。

乳歯の虫歯は治療できない?

幼児の虫歯は大人の虫歯の治療のように削って詰め物をする、ということは難しいようです。
これは幼児が虫歯治療の間、協力的に大人しく口を開けていられないためです。

幼児の虫歯は基本的には初期の虫歯であれば経過観察&進行をとめる薬で処置を行います。
虫歯の進行を止めるために家庭でも使えるものもあります。

虫歯の予防と進行を抑えるレノビーゴ。
シュシュッとするだけですすぎいらず、0歳から使える定番の人気商品です。

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まとめ


子供を虫歯にしないために、まずは妊娠中~自分の口のケアを、次は歯が生えてから3歳頃まで、そして5歳前頃からまた注意して歯磨きやケアを行いましょう。

指しゃぶりをする乳児のイラスト
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