はじめての育児だから参考になる育児書を読みたいんだけど・・
育児書ってたくさん種類があるからどれを選んだらいいか分からない!
そんな方も多いのではないでしょうか。
筆者も第一子の妊娠が発覚した際、とても嬉しい反面やはり不安もあり、
”育児って・・何が分からないのかが分からない・・”
当時子育てについて何も知らなかった私はそんな状態だったため、育児書についていろいろ調べたものでした。
この記事では実際読んでみた育児書の中で特に良かったもの、評判が良いもの、おすすめしたい育児書を紹介していきます。
おすすめ育児書
妊娠中~乳幼児期に読みたい育児書
まずは妊娠中など早めに用意しておきたい4冊を紹介します。
早めに知っておきたかった子育てのことや、幼児期までずっと寄り添ってくれる良書を厳選しました。
おすすめ育児書①マンガで読む 育児のお悩み解決BOOK
特にプレママにおすすめしたいのが『育児のお悩み解決BOOK』。
育児は実際にやってみて初めて知ることの連続です。
子育てに関する、
『これ、産む前に知っておきたかった・・!』
という情報がぎゅっとつまった一冊です。
マンガで読みやすく、”育児のリアル”を予習するのにもってこいの一冊です。
妊娠中の体調がよい時などにさくっと読めます。
もちろん育児に悩んでいる最中の方にも参考になる内容なので、出産後も長く役立ちます。
おすすめ育児書②はじめて出会う育児の百科
こちらは定番の育児書。
育児の基本が偏らず網羅されているのでとりあえずこの一冊を用意し、その他必要なものを追加するイメージでいいと思います。
分厚い辞書のような風貌に圧倒されてしまいそうですが、中の文章は優しく読みやすく、挿絵もかわいくて和みます。
掲載の年齢は0~6歳児まで(妊娠中の情報も少しあり)、特に乳児期は1カ月ごとに細かく情報が掲載されていて、一度にすべて読むものではなく子どもの成長とともに少しずつ読み進めていきます。
読み進めるごとに親としても成長していけるとても頼りになる一冊です。
娘はもうすぐ4歳ですが我が家でも大変お世話になっています。
おすすめ育児書③子どもへのまなざし
こちらも定番中の定番、育児書のベストセラー『子どもへのまなざし』。
まさに育児書のバイブル的存在の一冊です。
著者は児童精神科医の佐々木正美さん。
育児に対する考えや心持ち、子どもへのかかわり方が学べる”親のための教科書”とも言える育児書です。
また、親としてだけでなく”人として”学べる・考えさせられることもたくさん詰まった素晴らしい本。
優しさに溢れており、子育てに悩んだとき・行き詰った時にも寄り添ってくれる一冊です。
筆者は当初友人から借りたのですが、手元に置いておきたかったため購入しました。
『たくさんの気付きを得られた』『子育ての指針になった』『出会えてよかった本』など感銘を受ける親御さんが多数。
育児に関わる人もそうでない人も、現代人なら読んでおきたい名著です。
『子どもへのまなざし』がロングセラーになった後、読者からの質問への回答『続・子どもへのまなざし』が、時代に合わせた完結編の『完・子どもへのまなざし』の合計3冊が出版されています。
おすすめ育児書④マンガでよくわかる 赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド
欧米などでは一般的なネンネトレーニング。
成功すれば赤ちゃんの睡眠が整い、保護者の負担もぐっと減るメリットがあります。
ネントレに関しては日本では反対意見も根強いようですが・・
共働き、3歳児を育てている身としては、
『赤ちゃんのためにも自分のためにも家族のためにも、やった方がいい』
と言いたいですね。
子どもにもよりますが、一人寝ができるようになるまでの寝かしつけにかかる時間を合計したら・・数千時間になります。
こちらは寝かしつけの育児の定番書がマンガになった一冊。
読みやすく分かりやすいと評判です。
妊娠中などはやめに用意したい育児書を紹介しました!
体調の良い時にリラックスして少しずつ読むことをおすすめします♪
はじめての教育
子どもの成長を育む育児書
続いて教育系の育児書。
『教育』というとちょっとかたいイメージですが、その月齢に適した親の言葉かけや遊びで子どもの感受性を豊かにし自己肯定感やコミュニケーション能力を育みます。
おすすめ育児書⑤『語りかけ育児 わが子の発達に合わせた1日30分間~』
こちらも定番のロングセラーです。
語りかけることで子どもの言語習得に大きくかかわるため、ここでは”教育系”として分けました。
1日30分間、子どもとしっかり向き合い語りかけることで、赤ちゃんの意欲やコミュニケーション能力を伸ばし言語発達の成長はもちろん、『自分のことが好き』な子に育つことができます。
◆毎日実践したら本当に年齢以上にお話ができる子になった
◆精神面でも安定した優しい子になった
などなど・・変化を実感する方が多くとても好評の一冊です。
先に紹介した『はじめて出会う育児の百科』と同じく、東大教育学部助教授の汐見稔幸さんが監修をしています。
子どもと一緒に過ごす時間が取れるうちに是非やっておきたい語りかけ育児の本です。
おすすめ育児書⑥モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!
将棋の藤井総太さんが受けた教育として有名になった『モンテッソーリ教育』。
ビル・ゲイツやマーク・ザッカーバーグなど世界の著名人にもこの教えを受けた人が多数います。
0~3歳まではモンテッソーリ教育の前期であり、人生の中で吸収力が特に優れた時期です。
この時期に合った最適な活動を遊びなどを通し行うことで、自立心を育み才能を伸ばしていくことができます。
この本では0~3歳への保護者のかかわり方、親がすべきことが分かりやすく掲載されています。
スポンサードサーチ
話題の新書・教育書
おすすめ育児書⑦自分でできる子に育つほめ方叱り方
モンテッソーリ教育・レッジョエミリア教育に精通した児童発達学博士著の『自分でできる子に育つほめ方叱り方』。
子どもを伸ばす、ダメにするほめ方叱り方とは?
3~12歳の子どもを対象とし、自主性を伸ばすモンテッソーリ教育・社会性を育てるレッジョエミリア教育の考えを元に、子どもへの接し方が参考例とともに分かりやすく解説されています。
比較的新しい育児書のため、性別差の考え方やスマホ・ゲームなどスクリーンタイムに対する考え方にも言及されているのも特徴です。
はじめての食育
離乳食の育児書

赤ちゃんの離乳食。
安全性がなにより大切ですし、今後の食育につながる第一歩でもあります。
ネットの情報でなく専門書できちんと学びたいですね。
おすすめ育児書⑧はじめてママ&パパの離乳食
帝京科学大学こども学部教授の上田玲子さんによる離乳食の定番書。
離乳食の基本が網羅されています。
筆者にとって未知の領域であった離乳食でしたが、分かりやすくとても役立ちました。
食材の実寸の大きさや食材別のレシピのアイデアが載っていたり、困ったときのQ&Aも読みやすく使える一冊です。
スポンサードサーチ
事前に知っておきたい
トイレトレーニング講座
おすすめ育児書⑨カリスマナニー トイレトレーニング講座
ねんねトレーニングで世界的に有名なカリスマナニーのトイレトレーニング本。
トイトレがスムーズに終了した!と好評です。
トイレトレーニングを長引かせないため、スムーズに完了させるためにはじめる前に読んでおきたい一冊です。
おわりに
今回はさまざまな育児書を読んできた筆者がおすすめの育児書を紹介してきました。
子どもも親もいろんな個性を持っていて、保育者の方はいろんな状況で子育てをしています。
なので”子育ては育児書通りにはいかない”と思う時もやはりあるし、”育児書なんて読まずにその子どもを見なさい”といった意見もわかります。
ただ、その時の自分や子どもに合った育児書に出会えた場合、とても心強い指南書となったり一生の宝物にしたいくらい大切な一冊になることもあります。
一冊のみを鵜呑みにするのではなく、いろいろな育児書を読んでみるとそれぞれの傾向や考え方の特徴の違いが分かりますよ。
皆さまもステキな一冊との出会いがありますように。
それではまた♪

