ここ数年間、抱っこ紐シェア率ナンバー1のエルゴ。
対面抱っこをメジャーにした、育児グッズ定番中の定番商品です。
今日はこのエルゴの抱っこ紐について、実際には何歳まで使えるのか、子供が大きくなってからの使い心地はどうなのか、更に新作のオムニ360とオリジナルの違いをまとめてみました。
エルゴオリジナルとは・・
我が家で使っているものはこの”オリジナル”という商品で、2年以上前の購入。
型落ちしていますがまだまだ新品も売っています。定番商品です。
子供の体重が背中や腰に分散され、一定の部位に負荷がかかり過ぎないのでとても楽に長時間の抱っこができます。
子供にとっても、体が密着するこの体勢での抱っこは安心感があるようです。
安心して寝付いてくれるので寝かしつけに使う人も多いですね。
対面抱っこの対応年齢
エルゴオリジナルの対面抱っこの対象年齢(体重)は・・
4カ月頃(5.5㎏)~24カ月頃(12.2㎏)
専用のインサートを使えば新生児から使えます。
おんぶなら48カ月(20㎏)まで。
我が子はもうすぐ2歳半。
平均よりほんのちょっとだけ小柄な体型で、身長87cm・体重12kg弱です。
使用目安の24カ月は超えていて、体重もそろそろ使えなくなるぞ・・といったところですね。
日常でおんぶバージョンとして使う予定はありません。
実際に抱っこしてみた感覚は・・
自分で歩くのが好きな我が子。
1歳過ぎてからはあまり使うことがなくなり、部屋の片隅に追いやられていたエルゴの抱っこ紐を久々に使ってみました。
2歳半(12㎏)のエルゴでの抱っこ・・実際に使った感覚は・・
まずはなんと言っても重いですね。
重くなってきていることは知っていたけども。
抱っこ紐なしでひょいっと持ち上げた時の抱っこは主に腕がきついですが、エルゴによる抱っこは全身ずしーんと、何かにとりつかれたよう(笑)
星飛雄馬ってこんな感じだったのかな(よく知らないけど)
重いので転ばないようにバランスをとることに気をつかいます。
特に階段の昇り降りが大変だ・・
あと子供と顔が近い。
子供が抱っこ紐からはみ出ている部分が多い。
重さだけじゃなくて身長も伸びてますからね。
子供の髪が私の顔にふわっとしてきます。
平均より小柄な子だし、雨の通園時にまだまだ活躍!と思っていたけれど・・
保育園までは徒歩10分程。
いつも自転車で送り迎えをしているのですが、ここ数日雨が続いていたので抱っこして傘をさして通園していました。
これを数日繰り返したところ・・私の体に変化が・・
往復20分の抱っこを繰り返したところ、肩こりがやばいです。
背中も痛い・・
あらゆる部位に子供の重さが分散されているとしてもそれでも重いです。
もう私の体(というより今の体力)では耐えられなくなってきているのでした。
子供の抱っこは筋力が必要!
子育てしていると運動ができない!
そしてブログを書くようになってからより一層動くことが減ってきているんです。
プロフに”ヨガが好き”って書いてるけど最近全然できてません。
(前はプロフにそう載せてたんです・・)
まあ言い訳ですね、ちゃんと運動して体力づくりしているブロガーさんも主婦も在宅ワーカーさんもたくさんいるでしょう。
ちなみにネット上では・・
”15㎏の子供をエルゴで抱っこ、1時間は余裕です。”
なんて強者もいました。
私の感覚だと・・平均的日本人女性の体型、体力、筋力であれば15㎏の幼児1時間抱っこは可能だとしても余裕ではない、といったところが一般的なんじゃないかな。
がんばってやったとしても次の日の体にきます・・
たぶんこの人は立派な体格をされているか、けっこう鍛えているかのどちらかだと思います。
(そもそもエルゴでの抱っこは12㎏までが対象なのでやめた方がいいでしょう)
2歳になったらそろそろ対面抱っこは卒業
その他気になったネット上の意見は・・
“2歳児を抱っこ紐で抱っこしている人なんていません、歩かせてください”
という保育士さんの声。
(徒歩10分の保育園に通う子供の話での返答です)
確かにね、エルゴにて抱っこしている時にすれ違う人々数名に2度見されましたよ
”赤ちゃんじゃない大きな幼児が抱っこされてる・・!”って感じで。
”ああ、身長155cmの小柄な私に90cmの子供がくっついてるから不自然に大きく見えるんだね・・”
なんて人々の視線を感じてもそんな風に思っていたけれど・・
これを読んでどうやらそれだけじゃないのかも、と気づきました。
人から見られてどうかとか私はあまり気にしませんが、抱っこした感覚やその他いろいろを経験し、エルゴ卒業のその時が来た・・・!という感覚を得ました。
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今回の経験で決意したこと・・
エルゴは卒業!
保育園まで徒歩10分(子供の足なら15~20分)歩かせよう
それから、
筋トレしよう!!
ということを決意しました。

抱っこ紐なしの抱っこはまだまだするだろうし、鍛えて抱っこ時の安全を確保せねば!
エルゴ抱っこ紐自体はおんぶではまだまだ使えるし、災害時に必要になるかもしれないので一応とっておこうとは思います。

ちなみに最近のエルゴは進化しています・・!
オリジナルとOMNIの違い
エルゴからオムニ360という商品が出たんですね。なかなか評判がいいようです。
オリジナルとの違いをざっと調べてみると・・
- 首を支えるためのクッションが標準装備されているので新生児から(3.2㎏~)使える
- 前向き抱っこができる
- 股の部分の長さが変えられるので、成長に合わせて調整できる
- 肩ストラップをクロスしても使えるので小柄な人でも高いフィット感が得られる
- メッシュ素材なので涼しい&色あせしにくい
真夏の抱っこ紐は本当に暑いので(親子ともに)涼しいメッシュ素材はいいですね。
洗濯もメッシュなら早く乾きそう。
専用インサートなしで新生児から使えるのも便利だし、前向き抱っこも子供の好奇心を刺激できる、と評判のようです。
あと肩クロスができるのは小柄な人に嬉しい機能ですね。
私も小柄で、オリジナルだと肩のフィット感がイマイチかな?と感じることはありました。
普通には使えますが、より様々な体型の人にも心地良く使えるようになっているんですね。
子どもの落下事故が数回報告させたことのあるエルゴですが、ベビーベルトも発売されたようですね。
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おわりに
長らく使った愛着あるエルゴの抱っこ紐もいよいよ卒業となりました・・
いや~大きく&重くなったね!
それから成長して体重が重くなっても抱っこをせがまれたらできるだけしてあげられるよう、怪我をしないさせないよう体力作りに励もうと思いました。
それではまた。


